【書籍】日本の公文書ー開かれたアーカイブズが社会システムを支える

318月 - による yuichiro ikeda - 0 - レビュー

2014-08-31-book

日本は、公文書というものを大事にしていない国だと思っていた。これが読前の正直な印象。

確かに、日本国憲法の原文を見ることはできるし、様々な記録を今に伝えている。でも、一方で公文書は機密文書とも背中合わせな分けで、一般の人には遠い存在だし、第一存在しているのかもわからないようにされていることが多い。

この本を読んでみて、日本での公文書管理の実態を垣間見た印象だった。僕の感覚とは違い、もともと歴史的には公文書管理が行き届いていた国だったそうだ。確かに、将軍の文書管理役は非常に重要な役どころだったことは知っている。それがなぜ現状のようになってしまったのか。歴史的背景から説明していて読みやすい。

日本人はいまを生きる人があまりに多く、歴史というのもを大切にしていない感じがするが、世界の中の日本人として生きるには、歴史を後世に伝えることは大変意味があることだと思う。後生になって、歴史を見返すまたは調べる資料があるかどうかと言うことは、その国の体制を如実に表している。

途中、かなりページ数を割いて公文書がどんなこ研究に貢献しているのかを具体例を多くあげているあたりが、やや退屈ではあったが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。