WWWDC 2012 予想

86月 - による yuichiro ikeda - 0 - Apple Inc.

今週からAppleの開発者向けイベントである、WWWDC2012が開催される予定。

毎年この時期にこのイベントは開催されてきましたが、近年Appleはこういったイベントを廃止してきており、年に一度きりのイベントになってしまいました。前CEO、Jobsが亡くなってから初めての開催になり、今後のappleが本当に新経営陣に任され、進化していけるのかを、世界に、ファンに示すという視点でもとても重要なイベントです。また、毎回必ず何か新しい製品やソフトを発表する場となっています。

この記事を書き始めた当初は、製品名称ごとに予想記事を書き始めたのですが、どうもそもそもそういうこと自体がもうAppleの目指す方向と違っているんじゃないかと思うようになりました。なぜならば僕が思うに製品全体がどんどんまとまっていっていると思うんです。ハードウェアとしても、サーバー群は廃止されましたし、重複感のある製品はずいぶん廃止されました。さらにソフトウェアでもパソコン用のOSとモバイルのOSの操作感の統合がどんどん進んでいます。そのパイプ役としてのiCloudの存在も重要です。そう考えると、全体がひとつのまとまったApple製品としてみるしかないように思うんです。そんな中で今回どんな「機能」が新たにお披露目されるのかを考えてみたいと思います。

 「User Experience」

今回の一つのキーワードだと思っている言葉です。正直に言って現在のMacOSにしてもiOSにしてもかなりの完成度に至っていることは間違えありません。Jobsはユーザーインターフェースには非常に気を遣って開発が進められてきており、そのことに今更何かの手を加えるべき必要性はあまり感じません。そこで手を加えるべきはUEことUser Experienceだと思うんです。

1.App StoreとiTunes Music Storeの統合。

これは個人的に是非とも。というか必ずやってくると思っている。現在のStoreは別々に独立しているもののその目的や意味がいまいちはっきりしない上に、そんなに分ける必要性を感じません。音楽を買いたいからiTunes、アプリを買いたいからApp Storeなんておかしい。さらにコンテンツの検索機能の向上は必須だ。今やアプリだけで50万個、音楽は日本だけでも400万曲だ。そんなにあったら探しにくくて仕方ない。

2.iCloudの機能向上

MobileMeがローンチしたときの苦い経験からか、iCloudの機能は非常に制限されているとしか思えない。シンプルにすることは将来性を持たせるし、管理コストも集中させられる。しかし、現状提供されているような機能を目標にしているとは思えない。ブラウザのタブ同期の機能などは噂されているが、そんなことだけではなくもっと中核に影響するようなサービスを出してくると思う。

3.iOS機能とMacOS機能の統合

もうこれはLionから引き続き行われていることだけれども、MacのUIをMobileに近づけようという動き。前回は操作感の部分に集中していたが今回はもっとシステム的な部分にも及んでくると思う。

4.地図機能の向上

おもしろそうではあるが個人的にはまだそこに投資する意味合いがよく理解できていないので、コメント差し控え。

5.Siriの機能向上

そもそもSiriはβ版だ。今回正式リリースとなるかどうかは不明だが、半年以上の利用状況を見て今回次なるステップに必ず飛ぶと思う。たとえばAPIの提供や多言語対応。

6.検索機能強化

先程のアプリ検索機能の部分とも連携してくるが、iOSでずっと放って置かれていると思っている機能の一つ。Windows関連システムに比べたらそりゃMacは検索がしやすい。でもそんな低いレベルの争いではなく、ZFSの採用を取りやめたその代わりとなるなにか検索関連システムの提供はこれからの布石として非常に重要になってくると思う。

7.Facebookのネイティブ対応

ま、これは僕にはどうでもいいことだけど。ただ、いまいち僕にはAppleがFBと手を組む意味がよく分からないのですが。

8.ディスプレイサイズ拡大への対応

もうみんなこの話題で持ちきり。でも、このことにどうやって対応してくるのかが見物だ。もし本当に画面サイズを変更するとしたら、かならず従来のアプリに配慮するだろうし、これからのアプリに対しても十分な対応を行うと思う。もし9月にiPhone5を発売するとしたら今回の発表の中に何らかの対応策の片鱗を見ることができると思う。発表をしないにしても。

 

とまあ、つらつらと書いたわけだけど、こんな予想記事よりも実際の発表が楽しみですな。

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