it was showtime

139月 - による yuichiro ikeda - 3 - Apple Inc.

「it’s showtime」
は個人的にはいろんな意味でかなり意外でした。
米国西部時間の9月12日に発表されたアップルコンピューターの新製品について。
?発表製品アウトライン
まず発表された製品が「iPod Shuffle」「iPod nano」「iPod」「iTunes7」「iTunes Music Storeの映画及びゲーム販売」(「iTV」)でした。
今回は徹底的にiPod関連の発表でしたね。今回の製品発表が今後のAppleにとっていかに重要かがよくわかります。わざわざiMacの新製品発表を前倒ししたくらいですから。
今回発表されたiPod ShuffleとiPod nanoは全く新しい製品に更新され、iPodは容量アップにとどまりました。

iPod新製品群
iPod新製品群

?個別製品について
iPod Shuffle
今回のシャッフルは今までのものにさらに磨きをかけててってー的に小さくなりました。もうほとんどボタンだけという感じ。特に日本メーカーの競合他社が製品化している、とにかく聞くことだけを目的とした製品という感じです。基本的なコンセプトは以前と変わらずディスプレーなしで、次に再生される曲は不明ってやつ。ただ筐体が変更になり、以前の白いプラスティックからシルバーのアルミニウムになりました。このあたりは傷つきにくさに配慮したものなのでしょう。
価格は9,800円
iPod nano
一見すると、以前のiPod miniによく似てる感じもします。でも、それはカラーバリエーションだけ。容量2G(シルバー)、4G(シルバー、グリーン、ピンク、ブルー)、8G(ブラック)で、重さ(軽さか)約40グラム!!驚異的なのは画面の輝度が従来機に比べて40%も明るくなったのに、再生時間がなんと24時間!
nanoも表面が酸化被膜処理マグネシウム筐体で傷がつきにくくなってます。
価格は17,800?29,800円
2006-09-12-nano
iPod
基本的な外見は変わっていませんが、容量が80Gの製品が追加されました。以前に比べ20Gも容量アップなのに、価格は以前より4千円も下がりました。
29,800円(30G)と42,800円(80G)
今回はiPod nanoとiPodの30Gモデルの価格が同じと言うところがおもしろいですね。容量が少なくても、曲の読み出し時間が短く、ロングライフバッテリーで薄型がいいか、とにかく容量重視かというところで分かれてきそうです。最近はフラッシュメモリーの価格が落ちているようであまり下がってはいないのでコンパクトフラッシュの価格から考えるとnanoの8Gの価格は結構がんばったのではないでしょうか。
それと、今回のどの製品もギャップレスプレイバックに対応したのだそうだ。今まではパソコンでiTunesではギャップレスプレイバックが可能でしたがiPodは対応していませんでした。ギャップレスプレイバックとは曲の終わりをフェードアウトし次に再生する曲のはじめをフェードインする仕組みのことで、デジタル特有の曲の切れ目をあまり意識することなくCDのように視聴することが出来るようになりました。
?販売戦略
今回の製品発表は現状から見るに米国本社のみが知る情報だったのではないでしょうか。というのは米国での発表から6時間以上たっても日本のHPでは新製品情報が更新されていないから。通常だと、全世界同時に更新するのにです。このあたりからも秘密徹底主義が伺えます。
米国でどんな広告戦略が行われているかわからないのですが、今回のiPod nanoの製品に関してはすでにCMが完成し、今日から放映されているようです。通常CMはあらかじめ放送局に素材が提供されるものですが、おそらくそのあたりも発表があってからCM素材を提供したりしているのでしょう。
2006-09-12-nanoad
?iTunes7とiTunes Music Store
個人的には今回の発表製品の中でiTunesの更新はなかなかおもしろいものでした。詳細は別記事を裁てるつもりですが、全面的に新しくなりました。もちろんオンラインでの映画やゲームの販売に対応させたのが最大の変更点とはいえますが、フェイスも変更になり、何よりも音楽ライブラリーの表示が大幅に変更になりました。
ちなみに、iTunes7にアップデートをすると最初の一回だけ、iPodでのギャップレスプレイバック対応のために、全曲の音量チェックが自動実行されます。
iTunes Music Store(以下iTMS)では新たに映画販売とゲームの販売が開始されました。Walt Disney Pictures、Pixar、Touchstone Pictures、Miramaxの作品が供給され新作は一週目は12.99ドル、それ以降は14.99ドルとなる。なお、旧作は9.99ドルとなる。日本での販売価格はまだ調べていないので不明。一本の映画をダウンロードするのに5メガの回線で30分程度と言うことだ。画質はDVD並といいなかなかではないか。
iTMSは今回おもしろい動きを見せました。日本時間の昨夜(12日)午後10時頃にはiTMSでの楽曲等の販売をすべて停止し、
「It’s Showtime
The iTunes Store is being updated」
2006-09-12-showtime

と表示される状態になりました。また、オンラインのアップルストアは日本時間の午前0時近くに米国サイト以外の全世界のサイトでの販売が停止され、アップデート中となりました。
先ほど広告面では米国本社が勝手にやっていると書いたけれども、販売面ではその逆の動きを見せました。一度販売が停止していたサイトですが、日本時間の午前3時半頃全世界同時に新製品の販売が開始されていました。もちろん日本のオンラインアップルストアでは日本語での製品説明が入っている状態です。ですから、トップページでは説明がないのにストアにはいると新製品があるというおかしな状態になっていますが、新製品を楽しみにしているユーザーにはすぐ買えていいんじゃないでしょうか。
?6Gに向けて
今回の発表では、僕が予想していた第6世代iPodの発表はありませんでした。残念ながら。でも、映画販売を定着させ、もっと大画面で動画を見たいというニーズが出てくる頃に大画面製品を投入するというのも一つの手でしょうか。一説には次期iPodは2007年第1四半期から第2四半期に投入と噂されています。
個人的には偶然にも愛用の第2世代iPodの買い換えの次期で、来年度まで待つか今回で買うのか今回なら8Gのnanoか30GのiPodか悩むところです。
なお、今日中にiTunes7とそのほかの細かいプレビューを更新予定です。

“it was showtime” への3件のフィードバック

  1. >hikki
    なんかね最初エントリーしたときに間違えてたみたい
    クロスフェード再生ではなくてギャップレスプレイバックという機能らしいんだ
    でも、具体的にどんな機能なのか調べてもあんまりわかんない
    Appleのサイトから引用すすると

    ギャップレスプレイバック ライブアルバムやクラシック音楽など、曲間の途切れをなくしたギャップレス再生で魅力あふれるサウンドを楽しめます。

    らしい。単にとぎれないようにしているだけみたいですね...
    >Aボーイ
    有機ELディスプレーっていいよね
    スペースも食わないし、省電力だしShuffleにはもってこいな気もするんだけど、デザインとかコストとかいろいろあるんだろうね
    個人的には、20Gぐらいのnanoが出ることがあれば飛びついてるんだけどね

  2. 今回のiPod Shuffleはかなり魅力的だけどDsnapのSV-SD100Vが有機ELでなんとか曲名が見れるからiPodに手を出すのはまだまだ先になりそう‥Shuffleの大きさで曲名さえわかればGood Job!!って言ってあげられるのに…

  3. クロスフェード再生は、俺自身は無い方がいいな。
    曲の終わりと、曲の初めがフードイン・アウトでかぶるのは、
    曲を曲単位で楽しむ人にとって、つまり一曲を一作品として楽しむ者からすれば、かえって邪魔。チェックも外してある。
    ま、どうでもいい曲なんかはかぶってもいいけどね(笑)

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