PROVIA 400X

14月 - による yuichiro ikeda - 1 - 写真

久しぶりに写真製品ネタ

しかも、デジタルじゃなくてフィルム

新しいフィルムが発売されたので、エントリー

フィルムを買うときに感度というので種類がいっぱいあっていろいろ迷ったことありません?

「100」「400」とか数字で書いてあって何のことやら...みたいな

あの数字はフィルムの感度を数字で表したものなんですが、単純に数字が大きくなればなるほど感度がいいということになります。つまり 50 < 100 < 200 < 400 < 800 < 1600 < 3200という順序で感度がよくなっていきます。フィルムの感度がよくなると光の少ないところでも、フラッシュを使わずにブレることなく撮ることが出来るようになります。

しかし、感度には相反する作用があります。感度が高くなればなるほど、写真が荒くなってしまうのです。よく、テレビでもありますが、高感度カメラじゃない普通のカメラで暗い場所を撮影した映像を見ると、画面全体がざらついた画になりますよね。あの状態と全く同じで、感度が高くなると一般に密度の荒い写真が出来てしまうという欠点があるのです。

フィルムはまさに科学技術の結晶ですから、日に日によくなっています。一昔前は、感度50というのが一般的でしたが、今では3200というのも実用の範囲になってきました。最近発売されているデジカメ(デジタルは撮影原理は違いますが、感度のメカニズムは全く同じ)でも、超高感度カメラがこれをセールスフレーズにして販売されています。だいたいの場合は、400くらいで撮影すると思いますけどね。

この煽りが、プロフォトの領域にもきてます。今はデジタルが主流ですが、フィルムにはデジタルには出せない味があるからと、フィルムとデジタルを併用したりフィルムのみを使い続けるプロはまだ多くいます。そのプロカメラマンがよく使うフィルムにリバーサルフィルムというのがあります。スライドに使われているフィルムで、フィルムが茶色くなくて、そのままの写真(陰画ではなく陽画ということ)が映っているフィルムです。このフィルムで撮った写真は実にきれいで僕が写真にはまった理由ともいえる感材。

ところがこのフィルムは非常にシビアで扱いが難しいんです。難しいけれども、難関をクリアすれば得るものも大きいって「ハイリスクハイリターン」なフィルムって訳です。このフィルムは一般的なネガ以上に高感度化による荒れが著しくなかなか高感度化が進みません。つい2,3年前まで主流は感度50でしたし現在の主流は100です。

その状況を打開しようと、老舗富士フイルムが「PROVIA 400X」という新製品を発売しました。従来の感度100のフィルムに迫る粒子の細かさを実現したというフィルム。相変わらず値段が高いことがネックですけど、4月5日から販売開始です。

「今はデジタル」と書いたんですが、撮影後の管理が簡単なのは確かにデジタルが圧倒的。だけれども、フィルムも現在の科学技術の粋を集めなければここまで出来ない。アナログカメラ(フィルムカメラ)からの撤退が続く中で、一部企業はまだ必死の努力が続きます。

2006-04-01-provia400x

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