金利上昇

193月 - による yuichiro ikeda - 0 - 時事トピック

ちょっとは明るい話題になるのかな?

東京三菱UFJ銀行が、定期預金の金利を上げることを発表した。

相変わらずの超低金利であることには違いないが、景気安定の兆しが見えてきたということではないだろうか。従来の、0.03%から0.06%へと上昇!

日銀は3月9日に量的緩和政策の解除を決定した。

まだゼロ金利であることに変わりはないけれども、公の立場で日本の景気が安定する方向に進んでいると考えられると思う。こういうニュースはニュースがあること自体で価値があるから、いいことだよね。

せっかくだから、日銀の金融政策の流れについてまとめてみた。

まあ、ネット眺めればわかるんだけどね。

景気を左右する数値として金利があげられます。原則として各国の中央銀行はこの金利を操作することで、自国内のカネの流通量をコントロールして景気の安定化を図っています。一般的には、景気が悪くなったら金利を下げ、景気がよくなったら金利を上げる。ほかにも、インフレが起きそうな状態でも、金利を上げます。

ここで、金利は何の金利かといえば、日銀が銀行に金を貸すときの金利で、公定歩合と呼ばれるやつ。

バブル崩壊前では、この公定歩合の変更は直接的に景気に影響を与え、大きな力を持っていましたが、金利の自由化により今ではほとんど連動しなくなりました。今公定歩合の変更に効果があることといえば、「変更しますよ!」ということで、借り控えや借り増しなどを誘発するくらい。いまでも、日本以外の世界各国はこの公定歩合の変更のみで景気の安定化を図っています。

しかし、バブル崩壊で急激に景気が悪かった90年代後半、3ヶ月に一回の公定歩合引き下げが重なり、1999年初頭にはこの公定歩合を実質ゼロに固定するというゼロ金利政策が始まりました。1年半後に一度中断したものの、バブルから立ち直っておらず、多くの企業が破綻しました。これを受けて再びゼロ金利に突入したのですが、ゼロ金利を導入した時点で日銀は公定歩合の操作で市場を安定化させるすべを失っています。なんっていったってゼロですから....そこで世界で初めて導入したのが今回解除となった量的緩和政策。今度は、金利ではなくカネそのものの量をコントロールしようというものです。

対象となるのは、各銀行が日銀に持っている当座預金の預金額。当時3,4兆円だったこの当座預金量を増やすことによって市場に流れるカネの量を増やしたのです。銀行は日銀の当座預金額に比例して市中に融資が出来るので、預金量が増えることはフロー額が増えることになるのです。ちなみに現在は預金額は30から35兆円までふくれあがっています。

この量的緩和策を今回解除したということは、以前の景気安定化指標となっていた公定歩合が復活するということ。一つの大きな転換点ということになる。日銀の福井総裁の発言によれば、3月中は現在の当座預金金利30兆円は維持するが、今後3ヶ月以内に預金額を6兆円程度にまで削減するという。当然当座預金の削減によって多少の問題は発生するが、そもそも金利がゼロいうのがおかしい。少しの犠牲を払ってでも正しい舵取りをしたということなのだろう。でも、15日には29兆円程度とすでに削減が始まっている。

当面はゼロ金利は継続するものの量的緩和策は当初の予定よりやや早めに切り上げられた。まだまだ銀行に預けるより、投資した方がいいけれど、早く本来の銀行になってほしいと思う。

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