AFP BB

42月 - による yuichiro ikeda - 0 - ナレッジ

ネット上の情報を有用に使うことと著作権を放棄しないことを同時に達成するにはどうしたら...

そんな問題の1つの解決策がサービスとして提供されました。

2006-02-03-afpbb

通信社の1つAFPが提供する「AFP BB」というサイト。

今までは、ニュースサイトにはれっきとした著作権があり、いかなる場合でも、勝手に引用やコピーをすることはできませんでした。しかし、今の世の中情報を提供するだけでは情報としての価値はあまり大きくありません。でも、著作権を侵害されないためにコンテンツとしての保護が必要でした。

これを最新のWeb2.0技術で著作権を保護しつつ、ニュース情報をユーザーに自由に使ってもらい、さらに「解説員」としてコメントを付したり、ユーザー同士で意見交換をしたりという場を提供し、ニュースの情報をそれ以上の価値ある情報へと引き上げられるのではないかという試み。

現在は、オフィシャルで提供している「ACTI BLOG」での引用やコメントのみが可能となっているが、このサイトに限定する予定はなく、交渉がまとまれば将来的には、各ブログサービス提供会社にも提供できるようにしていくとのことだ。サイトの利用は登録制だが、別途ブログの登録をしなくとも、自分の興味のある分野をあらかじめ登録しておくと、そのカテゴリーに関連した、写真付きニュースを表示してくれる。

前のエントリーで朝日新聞社の広告を批判したが、僕は報道写真が悪いとは全く思っていない。写真はあくまでもある一場面をとらえているにすぎないけれども、本当の嘘は伝えていない。やはり、写真による訴求力は絶大なものがある。またさらに、海外で紛争や戦争があったとき、その現場にいる人々はメディアによってしか、自分たちの現状を世界に知らせる手段はないため、なにか政治的理由がない限り隠すことなくありのままをさらけ出している。ニュースというのは、作り手がいるけれども、作る情報はもうすでに存在している。特に日本は都合の悪い情報をなかなか出そうとしない。そんな「規制」をも超えるためには、こういったサービスが広範に拡大し、少しでも現場の情報が世界に伝わってほしいと思う。

著作権保護技術云々についてはともかく、ニュースを自由に引用、利用できるようにしたという点では非常に評価できる試みだ。

*AFP BB

http://www.afpbb.com/

2006-02-03-afpbbsite

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