ネット検索大手のGoogleが新しいサービスを3つ始めたそうです。
そのうち二つについて。
一つは、「Googleモバイル検索メール」。
以前から携帯電話専用の検索サービスやウェブ変換サービス(このブログでも携帯向けのページはこのサービスを利用してます)などあくまでもインターネット上のサービスはいろいろありましたが、新サービスは、わざわざネットにアクセスしなくてもメール本文の中に検索したいキーワードを書き込んで「g@goole.co.jp」宛てにメールを送るだけで、検索結果をメールで返信してくれると言うサービスです。
今の携帯電話は簡単にネットにアクセスできるようになったから、どこまでこのサービスの有用性があるのかと思ったけど、よく読んでみると検索文字列の中に文字を挿入すると特定のサービスが利用できるのです。
どれもWeb上では提供されていることですが、例えば携帯サイト検索なら、本文の先頭に「携帯」、「ケ」または「け」と入力し、スペースをあけ、検索文字を入れると携帯サイトのみ検索されるということ。
ほかに、ローカル検索という機能もあって、ある特定の町の町の情報検索もできます。プチタウンページといったところかな。
サービス一覧
ウェブ検索
本文の先頭に「ウェブ」、「ウ」または「う」と入力し、スペースをあけ、検索文字を入力。
例:ウェブ 山手線全長
携帯サイト検索
本文の先頭に「携帯」、「ケ」または「け」と入力し、スペースをあけ、検索文字を入力。
例:携帯 着メロ
ローカル検索
本文の先頭に「ローカル」、「ロ」または「ろ」と入力し、スペースをあけ、探したいものを入力。
例:ローカル ラーメン 渋谷
電卓機能
計算させたい計算式をクエリとしてメールで送信。
例:30坪を平米で
通貨換算機能
通貨換算させたい通貨をクエリとしてメールで送信。
例:1ユーロは何円
これは意外と面白いかも。
でも僕の場合、携帯の故障でネットにつなげないと言うわけの分からないことになっているから、そういう環境でも検索ができることが一番のメリットかな。(^^ゞ
もう一つのサービスは、音楽専門検索サービス「Google Music」。
通常のウェブ検索ページからアーティストや曲、バンドなどの名前を入力して検索すると、検索結果ページ上部にそのアーティストのカバーアートとアルバム情報などが表示される。さらに「More music results」のリンクをクリックすると音楽検索ページにジャンプしてさらに詳しい情報が表示され、その楽曲を購入できるストアへのリンクも表示される。
当然目的は楽曲ネット販売サイトの売上貢献なわけだけれども、マトリックス的な考え方がいいんじゃない?
Googleの検索サーバーの中には、膨大なウェブページがあるわけだけれども、それをユーザーの要求するキーワードで引っ張ってくるのは単なる縦軸。ここに、音楽というユーザーが入力しない情報を基に2方向から情報を串刺しにして、結果を表示させるということ。
「今ある情報をどんな形でアウトプットしていくか」と言う、今最もホットな話題に対する一つの回答だね。
Archive for the ‘ナレッジマネジメント’ Category
検索仲介サービス
兆し
非常に興味深いサイトがあったので紹介します。
その名も「kizasi」!
http://kizasi.jp/
インターネット上にある日付がついた文書のなかでブログにだけ限ってその記載内容を分析し、どんな内容についてエントリーされているのかを自動で分析するサイトなんです。
過去24時間、1週間、1ヶ月のそれぞれの期間の中でブロガーがどんなことに興味を持ってそれぞれ自分のブログに書き込みをしているか、インターネットを利用する人と言うある程度狭い領域ではあるけれども、その中の人がどんなことに興味を持ちどんな風にそれが変遷しているか世の中の「兆し」が一見して分かるというサイトです。
ちなみに僕がアクセスした時点では91万人のブロガーの1144万エントリーを分析すると、過去24時間は「ジャニーズヒストリー」らしいです。
NHKもこのサイトをもとに番組を構成し来年1月から放映を開始するそうです。
さらに面白いことにRSS配信(http://kizasi.jp/rss.xml)していて、このXMLデータをもとに各自のサイトで今の世の中のトレンド分析を表示したりビジネスに利用したりと言うことをあらかじめ目的にして構築されているのです。ヒジョーに面白い!
サイトの説明によると、このサイトの検索技術は以下のようになっているらしい。
kizasi.jpで使われている最も重要な技術は、株式会社シーエーシー 技術研究センターにて研究開発された『時系列共起パターン解析エンジン(Kizasi Search Engine)』です。この解析エンジンが、ブログデータを収集、言語処理、解析し、ある時間におけるブログの話題をkizasi語として抽出しています。この解析エンジンには次のような特徴があります。
・関連性解析
時間情報をもつテキスト集合を対象として検索語の周辺文脈を解析し、語の関連性を時系列分析できます。
・準実時間のインデクシング
クローリングからインデクシングまでの処理をパイプライン化し、時間とともに増加するテキストデータを準実時間で解析できます。その結果、話題の傾向を遅延なく捉えることができます。
・概念辞書(オントロジー)の内蔵
語の分類属性を利用して、ジャンルによるランキングや関連性検索を可能としています。確率的アルゴリズムを使用し、同形異義語の判定も可能です。
若干難しい話だけれども、いままでウェブの検索エンジンというのは、そこにある文章を形態語分析し、キーワードでインデックスに登録、検索によってその文書のソースへのリンクを表示すると言ったある程度狭い範囲で固定化された技術だったと思います。
この検索サイトでは、文書の時間情報を柱にして、言葉の関連性をタイムライン化してインデキシングされているのです。同じキーワードでも時間軸が違えば別の意味合いを持たせることが出来る。そんな新しい検索エンジンだと思います。
言語の形態語分析技術というのは前から興味があって追っているのですが、情報というのはこうやって新しい側面を与えることで「価値のある」情報となり利用可能になる。ちょっとわくわく。
Mobile Language
携帯電話でメールを打つときみんな慣れたもんでとんでもない速さで日本語を打ちますよね。

例えば、「おはよう」なら「111116888111」といった感じで。
これが「1681」のみで打ち終わり、後はそのパターンから該当する単語を打ち出してくれるソフトがあるんです。ソフトと言っても携帯電話に組み込まれている日本語変換方法の一つ。
「T9」と言う名で、ずいぶん前から一部の携帯電話で搭載されています。とくにFOMAの「N」シリーズに多いみたい。
以前からなんとなく聞いてはいたんだけど、てっきり日本語用に開発されたものだと思っていたら、なんともとは英語版。しかも、現在では数十ヶ国語に対応しているらしい。
もとはと言えば、携帯電話というテンキーのなかで10以上の文字を組み合わせて文章にするということを可能にするために開発されたものなのだろうけど、少し考えてみると単語は発音上母音と子音の組み合わせで出来ているから、可能な感じはするけれども、もしかすると文字の組み合わせってやつは言語の幅を超えて共通の組み合わせのようなものがあるのかも知れないって気にさせてくれる。
なんか翻訳に使えちゃったりして...
*T9(Tegic Communications)
http://www.t9.com/japan/
MARSFLAG
ちょっとおもしろいコンセプトの検索エンジンを紹介。
ただし、僕の評価では検索エンジンというよりは、埋もれているサイトを引っこ抜く感じのサイトかな。
タイトル通り「MARSFLAG」というんだけど、今までは検索結果を文字で表示するのが当たり前でした。
このサイトでは、結果のページを画像として表示するようにしています。
設定で変更できますが、検索結果は一画面で表示できる8個だけで、画像にカーソルをあわせると画像が拡大表示され、より具体的に結果を見ることができます。
ただ、正直に言って検索精度はあまりよくありません。
ですから、提供されている「ブログ検索」などで、新たに登録された最新ブログの一覧を次々に見ていくというときにはいいのではないかと。1分の間に、新たに20サイトくらいは登録されていっています。
人それぞれ使い方はいろいろあると思うし、あえて決めつけるのはサイトの可能性をつぶしそうなので、百聞は一見にしかず。アクセスしてみてくださいまし。
*MARSFLAG
http://www.marsflag.com/


